明後日からでいいかな

とある男子達の多趣味な記事をご紹介

〔2021年冬〕今期アニメ紹介 BLACK -前半戦- 1.『俺だけ入れる隠しダンジョン』

 

 

一月遅れのあけおめ。ざる蕎麦です。

まず謝罪からさせてください。前回掲載した記事について、前編を謳っていましたが、後半は用意することができませんでした。理由は簡単、記事の内容が執筆中に破綻したからです。いまやハンデスはガチデッキです。環境入りおめでとう。(執筆サボってたら結論でちゃっただけ

はい、ごめんなさいした!解散解散

 

 

 

・・・本題に入りましょう。

今期のアニメ、皆さんはもうチェックされましたか?

ラインナップを見たときは思わず声が出ました。豪華ですよね。有名作品、またその続編、期待できる作品ばかりで。

まあ一通りチェックはしましたよ。

これで「今期神!アニメ最高!」と締めくくって終わり!そうなると思ってました。

思ってたんですよ。

確かに、一部を除けば凄くいい作品ばかりでしたよ。『無職転生』なんか原作買いましたからね。

視聴確定、他人に薦められるものもいっぱいでした。

 

 

 

ですがね、その一部が凶暴すぎたわけでして。

現にこうして記事を書いてしまうぐらいにはとんでもないバケモンが眠ってました。

いい意味じゃないよ、悪い意味で。言いたくないけどクソアニメってやつがおりましたとさ。

 

ということで、めでたしめでたしじゃ終われない原因となった問題作2匹のうち一匹をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

IQ1!『俺だけ入れる隠しダンジョン』

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一匹目のバケモンにえらばれました。おめでどうございます!

めでたくねえよ。まったく。

あらすじはこんな感じ。

貧乏貴族スタルジア準男爵家の三男、ノル・スタルジアは就職が決まっていた司書の座を初出勤の日に別の子爵家のコネで奪われ、途方に暮れていた。

代替案として就職先に困らないことで有名な英雄学校への進学を母から進められるが、今の自分の実力ではどうあがいても合格は不可能。

そんな中、幼馴染のエマ・ブライトネスが古文書でノルのレアスキル・大賢者のデメリットを打ち消す方法を発見する。大賢者の助言により、ノルは現在は誰も存在を知らない隠しダンジョンの場所を発見する。

貧乏貴族からの脱却ともう誰にも脅かされないだけの力を目指し、ノルはこの場所を秘匿し隠しダンジョンの魔物を倒し続けて人知れず強くなることを誓う。

                                                〔wikipedia引用〕

 

え?こんなストーリーだったのか(ちゃんと見れてなかった説)

内容はまあ、俺TSUEEEEEEEよ。チートスキルで無双。すばらしいですね。

突然ですが問題です。本作品の特徴とは一体なんでしょうか?

くえーすちょーん♪ くえーすちょーん♪ きっみっはだあれ!

正解は隠しダンジョンです!簡単だったでしょう?

そう言う流れでしょさすがに。多くの方が答えを隠しダンジョンと予想したことでしょう。

しかし、現実はそう甘くない。

正解は隠しダンジョンではないのです!ぼくはそう感じた。

読者視聴者への期待を裏切り行為ですよこれ。タイトル詐欺・・・ではないか。

一応、俺だけ入れちゃう隠しダンジョンは物語序盤からしっかり登場してます。

なぜそれで隠しダンジョンでないと言い切れるか、それはこのタイトルから引っ張り続けているものにも関わらず、大して必要な要素でなくなるからです。

どっちかというとそこでご都合に貰ったチートスキルとかいうものの方がよっぽど重要です。

アニメで放送する内容では少なくとも、これ以上隠しダンジョンで鍛えたりすることはないです。あってもさらっと流してくるでしょうね。

 

 

・キショ過ぎるスキル

そしてこのチートスキルがなかなかにくせもの。ダンジョンで貰った創造、付与、編集、LP変換がこの作品のやばさを物語っています。

これらを簡単に言いますと、スキルを譲渡、削除、変更、強化、製作など、基本的に何でもできる内容なのですが、その引き換えにLPを消費するというもの。このLPが尽きると死ぬので、使用するなら補充しなければなりません。その補充方法は、幸福を感じること。

作品中では、主人公が性欲しかない猿なのかは知りませんが、基本的に近くにいるメスと性的干渉をすることによってLPを貯めています。(美味い飯でも食ってろ)

物語が進行していく上で、この設定からいたるところで色気シーンを入れなきゃいけません。そのせいか、どんなシリアスを取り繕うと一瞬でしらけます。(そういう作品ではないかもしれない)

消費するLPの交換レートもなかなかにおかしいです。ヒロインの耳たぶをかじった分のLPでそのヒロインを強化し、逃げるしかなかった敵をぼこぼこにできます。主人公が初期に保持していたLPは1000とかそこらで、スキルいじるのに500とか必要になるのに、耳たぶかじったら300ですよ。人生なめすぎだろ。

とにかく、このチートスキルは色々とやばいわけです。

 

 

・大賢者

更に、この主人公君ですが、実はダンジョンで得たスキル以外にもとんでもねえスキルを持っていました。

それこそが、なろう作品御用達、大賢者さまです。

ご存知のとおり、なんでも教えてくれるやつ。

ただし使う際には頭痛が生じるらしいです。

なろう作品だからありかと思ったんですが、どうも引っかかるんですよねこれ。

主人公はこのスキルをもっていて、なぜ今まで何もしてこなかったのか。これがめちゃくちゃ疑問でした。

使うことに抵抗があるとかなら分かります。卑怯だとか変なプライド持ってたりするなら、ずっと渋っていたのかと納得できますが、そんな素振りはない。前述した頭痛が馬鹿みたいな痛さでトラウマもんだから使えないとかならありえます。ですが、割とあっさり使ってくるんですよこれが。しかも今まで一切使ってこなかったのか、序盤で大賢者に『頭痛どうやったら納まる?』なんて聞いちゃってますからね。当の本人は大したスキルじゃないなんてほざいてますが、あまりに対価が見合わないぶっ壊れです。このあたりの矛盾や主人公の頭の悪さが見ていて気持ち悪かったです。ちなみに頭痛の解決方法は誰かとキスすること。サルしかおらん。

 

 

・ヒロインに涙が止まらない

上記のチートスキルを使う上で、LP補充にしても大賢者にしても、相手が必要になるわけですが、本作品では穴がそこらに転がっています。

頭よわよわお兄ちゃん大好きな妹、なぜ今まで何も進展してないのか意味不明な幼馴染、ガバマン受付嬢とか。ほとんどのヒロインが最初から好感

度MAXENDで、主人公になら喜んで股を開きます。そのせいで関係の進展とかは一切なく、各キャラの深堀を一切しないばかりに、ヒロインにまったく魅力がありません。ハーレム系で個を主張させるのは難しいかもしれませんが、それにしても中身がなさ過ぎてただの舞台装置、完全にオナホ状態です。悲しすぎる。

r指定版があるなら、目が合うだけで性交しそうですね。

(先ほど述べたヒロインのスキルを強化するところ、ヒロインが主人公の足手まといだと苦悩して、努力が足りないとか才能がないって悩んでたところのもので、さくっと強化したことで気持ちとか頑張りを踏みにじられた気がしてヒロインに同情しました。死ぬ気で戦ってるのにいつまでもゲーム感覚の主人公に殺意)

 

 

以上、『俺だけ入れる隠しダンジョン』の感想でした。

本当はもっと書くことは色々ありますが、この辺でやめておきます。

ストーリー性とか戦闘シーン、ほのぼのを求める方にはおすすめできません。

かわいいヒロイン、推し探しなら他を当たりましょう。俺TUEEEEですが爽快感はないです。あるのはエロの安売りだけです。当記事で興味をもってくださったなら、ぜひご視聴してみてください。

第1話リンクそれではまた次回お会いしましょう。最後までありがとうございました。

 

(失踪しないよう気をつけますねー)